こんにちは!
今回は、瀬戸田港や島宿NESTからよく見える、向かいの島、高根島を紹介します。
高根島は、観光地スポットとして脚光を浴びることは、あまりありません。
しかし、だからこそ、飾らない生活感が心地よい、そんな土地だと思っています。
高根島(こうねじま)はどんな島?
高根島は、生口島と橋でつながった島。(橋代はかかりません)
生口島の一部と同じ、瀬戸田町になります。
島の大きさは、一周10kmほど。面積は5.57 km²の小さな島です。
高根島といえば、世間では”マルタカみかん”として、高根みかんのブランドで有名です。
高根島の楽しみ方① 海岸沿いで釣り
連休や週末、大潮のころ、高根島の海沿いは釣り客で賑わいます。
日中や夜釣りしてる方をたくさんみかけます!
のんびり海を眺めながら竿をたらす様は釣れなくても気持ちいいんだろうな、と、感じています。
高根島の楽しみ方② 海岸沿いのビーチ
島宿NESTの対岸には、高根島の子どもたちが遊ぶ海水浴場があります。
(高根大橋を降りてすぐの海岸です)
ここの砂浜は、自然の浜で、生口島・高根島の中で一番さらさらです!
船が往来すると大波が立ち、子どもたちは「大波だー!!」と大はしゃぎするのが風物詩。
飛び込み台も設置されていますが、潮が満ちている時だけ使ってくださいね!
(潮の満ち引きで海底との距離が近くなることがあります。その時に飛び込むと海底に体を打ちつけて、危険です。)
トイレやシャワー、その他設備は一切ありません。
このビーチ以外にも、高根島の海岸沿いには、こじんまりしたサイズ感の泳げるビーチ、磯生き物を観察するにはもってこいの場所があります。
高根島の楽しみ方③ 高根八幡神社
高根大橋を降りて左へ、道沿いに行くと高根八幡神社があります。
階段を登ると、山をバックに、なんだか趣ある景色が広がります。
夏はセミがたくさんいる場所ですので、子どもと一緒にセミとりをするのにうってつけの場所です。
高根島の祭 還弦祭(ホーランエ)
この高根八幡には、神社に生える大楠を、宮島の厳島神社の鳥居にするため奉納したという伝説があります。
その歴史を振り返る高根八幡還弦祭(別名:ホーランエ)というお祭りに高根島の方は魂を込めます。
毎年7〜8月の宮島還弦祭の日に合わせた日に開催されます。
どんなお祭りかというと…
18:00頃から、島の男たちが皆伝馬と呼ばれる手漕ぎのボートに乗り込み、
「ホーエンヤ!ヨイヤサノサッサー!」という掛け声をかけながら、瀬戸田水道(生口島と高根島の間の海)を行き来します。
実はこの水道、案外水流が早いそう。
なので、漕ども漕どもなかなか進まない!その様に、見物人たちが「がんばれー!!」
と、大きな声で声援を送る、そんなお祭りです。
当日は、神社から高根大橋を降りたところあたりまで提灯が飾られたり、神社の周りに賑やかしにの屋台がちょこっと出たりと、風情ある夜になります。
高根島の楽しみ方④ 高根島一周
1周10kmほどですが、山道をアップダウンするので、冒険感が強めのコースです。
柑橘の畑を眺めながら自転車を漕ぎ、途中で神社や浜辺で休憩。
海沿いはサイクリングすると、とっても気持ちがいいですよ!
高根島には、清潔感のある公衆トイレもあります。
なので、サイクリングやお散歩をするにも安心です。
レモンの置物があるので、写真スポットにもなるし、海沿いで景色もいいので、ちょこっと休憩するのにいい場所だと思います。
こちらは高根島 唯一のお店「中田店」
むかーしからあるお店なので、レトロな雰囲気を味わいたい方はぜひのぞいてみてください!
まとめ
- 海岸沿いで釣り
- 海岸沿いのビーチで海水浴
- 高根八幡神社でセミとりやホーランエ観賞
- 高根島一周をサイクリング
高根島の4つの楽しみ方を紹介しました!
いわゆる観光スポットではなく、飾らない、島の人たちの暮らしを感じることができる場所です。
ぜひ行ってみてくださいね!