生口島からこんにちは!
さて、今回は、前回収穫したレモンを夏にも楽しめる、保存用のアレコレをつくっていきます!
レモンで保存食を作ろう!
レモンの旬、ご存知ですか?
「え?年中あるんちゃうの?」
いえいえ、レモンにも旬があります!
近頃は、生口島や高根島にもレモンのハウス栽培農家が増えてきて
夏にもレモンは出ていますが、
基本的に国産レモンの旬は冬です。
なので、夏の暑い時にさっぱりしたレモンが欲しくなりますが、
残念ながらなかなか手に入らない…
というのが、現状です。
そこで、是非レモンの旬(最終シーズンで3月いっぱいまで)に買い込んで、夏に向けて
レモン仕事=レモンを年中楽しむための仕込み
をしてください^^
レモン保存食レシピ① レモン砂糖漬け
「レモンといえば砂糖漬けしか知らないわ〜」という声をよく聞きます。
私は、十分だと思います!
輪切りにして蜂蜜や砂糖につけて
シロップで味わうことはもちろん、漬けることでレモン丸ごと簡単に食べられます。
工夫次第で料理にも使えます!
と、いうことで、まずはレモンの砂糖漬けのレシピから
[材料]
- レモン3個ほど
- レモンと同量の砂糖
(砂糖の種類はなんでも良いが、ビートグラニュー糖が使いやすいと思います)
[作り方]
- タッパーか瓶を用意する。
- レモンを1〜3mmにスライス。
- 用意したタッパーか瓶にレモンと砂糖を入れてしばらくおく。
※レモンのある季節だと、砂糖が溶けるまで常温でもOKです。 - 砂糖が全部、完全に溶けた頃(3日目くらい)、レモンをかじって皮ごと食べられる頃が完成です!
レモンを漬けるだけ、簡単!
あとは、レモンにも“味”があります。
育った環境で変化するので、苦味の強いもの、弱いもの、酸の強いものがあります。
やはり、まずは材料ありき!美味しいレモン選びが大事です!
さて、続いて、このレモン砂糖漬けを使った簡単レシピをご紹介します。
レモン保存食レシピ② レモン寿司
[材料(1人前)]
- ご飯 … お茶碗1杯分
- レモン砂糖漬け(刻んだもの) … 大さじ1
- 酢 … 小さじ1
- ちりめんじゃこ … 大さじ1
- 塩 … 少々
[作り方]
- 材料と大きめのボールを用意する。
- 大きめのボールにご飯以外の材料を混ぜておく。
- そこに、あつあつのご飯を入れて、切るように混ぜる。
- 出来立てはべちゃっとするので、しばらく置いてから盛り付ける。
これも混ぜるだけ、簡単♪
老若男女問わずに喜んでいただけるレシピです。
レモンの葉が手に入れば、レモンの葉を2分ほど蒸して柔らかくしたもので包むと、見た目も香りも尚良くなります!
レモン保存食レシピ③ 塩レモン
一世を風靡?した塩レモン。
日本一のレモンの産地、生口島(瀬戸田)の農家さんもこぞって作られました。
が、「どうやって使うん〜!?」と、何人の方に聞かれたかわかりません!笑
私的には、ピュレ(もしくは細かく刻む)にしておいて、
下味や薬味のように使ってもらうのが一番だと思います。
まずは作り方
[材料(450mlビン)]
- レモン … 2個
- 塩 … レモンの重さの10%
- レモン果汁 … 50ml(大体レモン2個分)
[作り方]
- レモンを1/4に切って、さらに縦にして5等分くらいにカット。
- 分量の塩と合わせる。ビンやタッパーに塩とレモンを入れて、蓋をして振ると混ざりやすい。
- 塩が馴染んであらかた溶けたら(1〜2日おいた頃)、レモン果汁をひたひたになるくらい入れる。
- 一週間くらいおいて、レモンがトロッとしてきたら使い頃!
色んな配合の塩レモンレシピはありますが、これがオススメ。
一番レモンの風味を生かした塩レモンです。
刻んだり、ピュレにしておくと使いやすいです。
冷蔵庫に入れておくと、一年くらいは保ちますが、早めの方がフレッシュでレモンらしい味わいです。
では、次に使い方。
塩レモンの使い方① 鶏モモの塩レモン焼き
[材料(2人前)]
- 鶏モモ肉 … 1枚
- 塩レモン(ピュレか刻んだもの) …小さじ1〜2
[作り方]
- 鶏モモ肉をひと口大に切る。(気になる方はお酒などで臭み取りしてね)
- ボールや袋で鶏肉と塩レモンをもみ込む。
- 30分くらい馴染ませたら魚焼きグリルで焼いて完成 。
焼き方ですが、フライパンでももちもんOK!
ですが、魚焼きグリルで焼くと、適度に脂が落ちて、香ばしく焼けるので、オススメです。
塩レモンの使い方② 塩レモン薬味
[使い方]
- お鍋の時、取り分けようのお椀に薬味として塩レモンを溶かしながら食べる
- フライにマヨネーズやソースの変わりにつけて食べる
- オリーブオイルと混ぜてドレッシングに
基本、“塩”と思って、何にでも使ってみてください!
減塩効果もありとのことです^^
レモン保存食レシピ④ 酵素シロップ
少し上級者向け!?ですが、基本、砂糖漬けと変わりません。
発酵してる分、シロップの味に、独特の深みが生まれます。
常温保存可能なので、是非たっぷり作って、夏のドリンク用にしていただきたいです!
[材料(4L果実ビン)]
- レモン … 3k
- 上白糖又はグラニュー糖(甜菜糖がオススメ) … 3k
※レモン一個に対してだいたい砂糖1カップが1:1の目安です。
[作り方]
- レモンを柔らか目のタワシなどできれいに洗って拭いておく。
ビンもきれいに洗って消毒などしておく。 - レモンを3〜5mmほどの輪切りにする。ヘタはいらない。
- ビンに、砂糖→レモンスライス→砂糖と適当に重ねてつめる。
蓋はキッチンペーパなどでして置いておく。 - 2〜3日したら液があがってくるので、そこから毎日混ぜる。
ビート糖は溶けにくく底にたまるのでしっかり混ぜる。 - 10日~2週間で瓶の淵にぽこぽこと泡が見え、耳を澄ませばしゅわしゅわ~という音が聞こえてくる。
- レモンを食べてみて、柔らかく美味しくなっていたらレモンとシロップに別ける。ザルなどで越してしばらく置いておく。
- できたシロップと水、炭酸で割ってレモンドリンクに!(7:3くらいかな)
牛乳や豆乳で割っても美味しいです。
焼酎+炭酸で割るとレモンチューハイ。
ずっとレモンをつけておくとカビの原因になるので、2週間くらいで上げて、
そのレモンをセミドライレモンにして置くと長く楽しめます!
レモン保存食レシピ⑤ セミドライレモン
[材料]
- レモン酵素シロップの残りレモン … 好きなだけ
[作り方]
- レモン酵素シロップを作って、シロップをきったレモンを天板に並べる。
- レモンの厚さが1〜2mmほどの場合は100℃で、3mm以上の分厚い時は150〜180℃で
裏表各15分ずつ30〜40分、オーブンで水分を飛ばす。 - 時間が来てもオーブンが冷めるまで、そのままにしておく。
3ヶ月ほどは保ちます!(多少色は変化しましすが)
常温保存もできるし、便利です。
適度な噛みごたえがあり、ドライブのお供に最適だと思います!
レモン大量消費!保存食レシピ まとめ
このあたりをしっかり作っておくと、年中レモンを楽しめること、間違いなしです!
レモンの、色んな表情をしっかり楽しんでください〜〜!