大三島でサイクリングを楽しもう!!大三島のサイクリング情報総まとめ!!

しまなみ海道は、サイクリングロードが整備されており「サイクリングの聖地」として有名だと思いますが、島を一周できるサイクリングコースもあることをご存知でしょうか?

しまなみ海道の島の中でも、見どころ満載のサイクリングコースとしておすすめなのが「大三島」です。

大三島内には、瀬戸内を望む絶景スポットやミュージアムなどたくさんの観光地があり、多くのサイクリストが「気持ちよく走ることができる」と評判のサイクリングコースもあります!

「初心者だけど大丈夫なのかな」

「大三島まで自転車でいくのかな」

心配しなくても大丈夫!

大三島内で自転車を借りることができ、初心者におすすめのコースもあるので、存分に楽しめること間違いなしです◎

この記事では、「大三島」をサイクリングで楽しむためのサイクリングコースや観光スポット、自転車を借りることができる場所の情報などまとめてご紹介します!

目次

大三島はこんな島!サイクリングで楽しもう!!

Google マップより引用

大三島はこんな島

大三島は、瀬戸内海のほぼ中央に位置し、しまなみ海道でつながる6島のうち、愛媛県側の最北部にあります。

愛媛県内では最も大きい島となっており、古くから「神の島」と呼ばれる、しまなみ海道最大の観光地でもあります。

「神の島」と呼ばれる所以は、戦国の武将が必勝を祈願したといわれる大山祇神社がありその歴史は2700年ともいわれている由緒正しい場所でパワースポットとして人気となっています。

大三島でサイクリングする魅力とは

大三島には、もちろんしまなみ海道を走り切るサイクリングコースがありますが、大三島内にもサイクリングコースがあるんです!

島内にあるミュージアムやカフェなど様々な観光スポットをサイクリングで楽しむことができますよ♪

大三島の海沿いをサイクリングできる外周コースの道路は、コース案内やブルーラインがあり、しっかり舗装されていますので、初心者でも走りやすく迷うことなく楽しむことができます。

そして、大三島外周コースはサイクリストに人気のコース♪

特に南・西側の外周道路は、とっても綺麗な舗装で交通量も少なく、すばらしい瀬戸内海の景色を見ながら走ることができるのでおすすめです◎

南側の道路ではアップダウンが多めですが、登りきったあとにはダイナミックな絶景が待っています!
逆に北側の道路では、のんびりと景色を眺めながらサイクリングを楽しむことができることも魅力の1つです。

島の外周約40kmの間に、温泉やカフェ、美術館、みかん畑といった色々な観光スポットが次々と登場していくのが魅力で、あっという間に時間が経ってしまうでしょう!

大三島のサイクリングコース・モデルコース紹介!

引用元:Adobe Stock(https://stock.adobe.com/jp/free)

モデルコースを3つ紹介します。

  1. 北側外周コース
  2. 西南側外周コース
  3. 島一周コース

それぞれ、大三島の魅力を堪能できるコースとなっています。

スタート地点は、上浦レンタサイクルのある「道の駅 多々羅しまなみ公園」としています

サイクリングモデルコースは3つあり、

初心者の方は北側外周コース

慣れてきたら南西側外周コース

時間のある方は大三島一周コース

がおすすめです。

大三島サイクリングコース:北側外周コース(初心者のにおすすめ!)

しまなみの駅御島観光マップより引用

北側外周コースは、約20キロメートルの距離を2時間ほどで周ることができ、初心者でも気軽に楽しむことができるコースです。

サイクリストの聖地碑

引用元:株式会社しまなみHP(https://imabari-shimanami.jp/tatara/)

今回スタート地点に設定した、道の駅「多々羅しまなみ公園」には「サイクリストの聖地碑」があり、しまなみ海道を訪れたサイクリストが写真を撮る人気のスポットですので、ぜひ記念撮影してくださいね。

大山祇神社

引用元:大山祇神社HP(https://oomishimagu.jp/)

そして、このコースの途中にある大山祇神社は絶対に訪れて欲しいスポットの1つです。

全国にある山祇神社と三島神社の総本社とされる愛媛県内最古の神社で、海と山と武人の神が祀られているため、多くの武将たちが戦勝祈願のため武具を奉納してきた歴史があります。

日本の重要文化財に指定されている武具などの8割が収蔵されている宝物館や樹齢約2600年の大楠が境内にあり神秘的な空間を体感できるでしょう。

美しい海岸線

引用元:Adobe Stock(https://stock.adobe.com/jp/free)

大山祇神社を過ぎるととても美しい海岸線を楽しむことができます。

宮浦港や大見港島の美しい港や大久野島や多々羅大橋を遠くに望む、リラックスできる海沿いの道は、しまなみの美しい海岸線を満喫することができますよ♪

道の途中には、盛海水浴場や潮騒の音泊休憩所がありますので、休憩しながら進むこともできます。

大三島サイクリングコース:南西側外周コース(慣れている方におすすめ!)

しまなみの駅御島観光マップより引用

南西側外周コースは、約34キロメートルの距離を約3時間ほどで周ることができ、サイクリストが「走っていて楽しい」と評判のコースです。

特に西側は、ほとんど民家がなく、海岸線はみかん畑が広がっています。

交通量も少なく信号がない!そして、きれいに舗装された道路が続いているため快適に走行できてとっても気持ちいいコースとなっています。

南側のコースは、いくつか峠が有り、好景観ですがアップダウンの多いことが特徴です。

3つのミュージアムが絶景ポイントに!!

南西側のコースには、小さなミュージアムが3つあり、その立地は瀬戸内海の絶景を楽しむことができるポイントにあります。

ところミュージアム

「ところミュージアム」は、現代アートの美術館で、オープンテラスは瀬戸内の多島美が堪能できるビューポイントとなっています。

大三島伊東豊雄建築ミュージアム

「大三島伊東豊雄建築ミュージアム」は、建築家伊東豊雄氏の軌跡を展示した日本初の建築ミュージアムです!

施設全体が作品となっており、敷地内には、瀬戸内海の島々を背景にして屋外展示物を散策することができます。

岩田健母と子のミュージアム

「岩田健母と子のミュージアム」は、廃校になった宗方小学校跡を利用した宿泊施設の校庭に建つ彫刻美術館です。

岩田健氏の作品が屋外に展示されており、瀬戸内の太陽の光や風を感じながら楽しむことができますよ♪

大三島サイクリングコース:島一周コース(時間がたっぷりある方におすすめ!)

しまなみの駅御島観光マップより引用

島一周コースは、約43キロメートルの距離を約5時間ほどで走ることができます。

紹介した「北側外周コース」「南西側外周コース」を続けて走るコースとなっているので、大三島の魅力をしっかり堪能できます。

ここでは、紹介しきれなかった観光スポットをご紹介しますね。

道の駅「しまなみの駅御島」

引用元:いよ観ネット(https://www.iyokannet.jp/)

大山祇神社に隣接しており、大三島の総合観光案内所を併設した地域特産品を紹介する物産センターです。

また、サイクリストのためにシャワー室があり、休憩することができ、大三島内限定のレンタサイクルもあります。

大三島の道の駅については、こちらの記事で解説していますので参考にしてくださいね。

大三島美術館

引用元:松山市公式観光WEBサイト(https://matsuyama-sightseeing.com/)

大山祇神社に隣接しており、大きな柱が印象的な美術館で、現代日本画を紹介する美術館です。

4つの美術館がある大三島は、「アートの島」ともいえますね。

サイクリングで自然と芸術を味わうのもいいのではないでしょうか。

大三島でサイクリング:自転車の用意は?

引用元:Adobe Stock(https://stock.adobe.com/jp/free)

大三島でレンタサイクル

これについては、以下の記事で詳しくご紹介しているので、簡単に説明します。

大三島でレンタサイクルのできる場所は、2箇所あります。

  • 上浦レンタサイクル(道の駅「多々羅しまなみ公園」)
  • 道の駅「しまなみの駅御島」

上浦レンタサイクル

道の駅「多々羅しまなみ公園」内にある、上浦レンタサイクルは、しまなみレンタサイクルのターミナルの1つで、色々な自転車をレンタルできます。

しまなみレンタサイクルは、尾道から今治までのしまなみ海道の区間に、レンタサイクルの拠点が10か所設置されており、相互に貸出と返却が可能で、しまなみ海道を気軽にサイクリングできるサービスです。

料金は、1日毎に設定されており、レンタルする自転車によって料金が異なります。

また、1日レンタルの場合は営業時間内に返却する必要があります。

道の駅「しまなみの駅御島」

道の駅「しまなみの駅御島」のレンタサイクルは、大三島内限定の貸出となり、返却もしまなみの駅御島となります。

しまなみレンタサイクルとは関係ないので注意が必要です。

こちらのレンタサイクルは、上浦レンタサイクルよりも安価ではありますが、電動自転車がないようです。

大三島まで自転車を持ち込むには?

バス・フェリーなどで自転車を持ち込んで来る方法をご紹介します。

「大三島でのサイクリングを自分の自転車で楽しみたい!

「しまなみ海道を全部走り切るのはちょっと…途中からフェリーに乗って大三島まで行こう!」

などいろんな方がいらっしゃると思います。

そのための方法を3つご紹介していきます。

  1. フェリーに乗って運ぶ
  2. 自転車のみを送る
  3. バスに乗って運ぶ

1.フェリーに乗って運ぶ

大三島へは、2つ航路があり、自転車を自分で運ぶことが簡単にできます。

  • 忠海港(広島県竹原市)~盛港【大三島フェリー】
  • 今治港~木江港・大三島港・岡村港【大三島ブルーライン】

自転車を運ぶためには、旅客運賃とは別に自転車の運賃も必要です。

2.自転車のみを送る

自分の自転車を大三島へ送るという方法もあります。

自転車を配送できるサービスをしている業者はたくさんあり、自転車専用の梱包が必要です。

3.バスに乗って運ぶ

バスに自転車をのせて大三島BSで降りれば、自分の自転車で大三島をサイクリングすることができます。

大三島に来ることができる路線は、現在3路線あります。

  • 松山・今治~大三島(せとうちバス・瀬戸内海交通)
  • 今治~福山(しまなみライナー)
  • 今治~広島(しまなみライナー)

自転車は輪行の場合、積載可能ですが、トランクの積載状況により断られる場合があるので注意が必要です。

バスに自転車を乗せる場合、輪行経験がないとハードルが高そうですね。

利用される場合は、バス会社にお問い合わせください。

まとめ

この記事では、大三島の概要とサイクリングを楽しむための情報をご紹介しました。

  • サイクリングモデルコースが3つある。
  • レンタサイクルは、大三島の西と東に位置する道の駅にありますので上陸した場所によって使い分けましょう。
  • 自分の自転車を持ち込む方法は、フェリー・輪送・バスの3つ。

大三島は魅力いっぱいの島ですので、今回紹介した情報を参考に大三島でのサイクリングを楽しんでくださいね。

それでは、大三島で良い旅を!

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