しまなみ海道は、サイクリングコースとして有名ですが、数あるサイクリングコースのうち、初心者でも気軽にサイクリングを楽しむことができるのが生口島のコースなんです。
しまなみ海道のサイクリングコースは、高低差がありますが、生口島の外周道路は、ほぼ平坦な道なので初心者やファミリーサイクリングにおすすめコースとなっています。
この記事では、生口島をサイクリングで楽しむための情報をまとめてご紹介します。
生口島ってこんなところ!
瀬戸内海に浮かぶ、尾道側から数えて3つ目の島が生口島です。
しまなみ海道の島のなかで、生口島までが広島県になります。
生口島は、国産レモンの発祥地として知られ、レモンを使った料理やスイーツなどを楽しむことができます。
アートの島として有名で、「島ごと美術館」というコンセプトで現代彫刻家の野外作品が島中に展示されています。
多くの観光・グルメスポットがあり、魅力がいっぱい詰まっています。
生口島のサイクリングおすすめモデルコース・生口島1周コース!
生口島でのサイクリングを楽しむことができる、おすすめのコースが島一周コースです。
島一周約24キロメートルで、約2時間ほどで周ることができ、さわやかな海風に吹かれ、瀬戸内海の美しい景色を眺めながらサイクリングを楽しむことができます。
道路が平坦で走りやすいため、初心者や気軽にサイクリングを楽しみたい方にうってつけのコースとなっています。
サイクリングコース沿いのおすすめ観光
レモン谷
レモンの島といわれる生口島で絶対見ておきたいスポットが「レモン谷」です。
尾道市瀬戸田町のレモン栽培は、明治時代に始まったといわれ、生産量約900トンを誇る日本一のレモンの産地となりました。
島の斜面には数多くのレモンの木が植えられており、季節ごとの、花や実の色、香りの変化を楽しむことができます。
レモン谷については、この記事も参考にしてみてください。
島ごと美術館
生口島は、アートの島とも言われており、現在17点の作品が、島に点在し訪れる人々の目を楽しませています。
海沿いに展示されていますので、アート作品を探しながら一周してみてはいかがでしょうか。
耕三寺
生口島といえば、耕三寺と言われるほど、生口島で有名な観光地です。
大阪の元実業家耕三寺耕三が慈母への報恩感謝の思いを込めて建てられた浄土真宗本願寺派の寺院で「母の寺」と呼ばれています。
境内には、立派な建造物があり、さらに新名所耕三寺博物館も誕生しました。
生口島に来たなら必ず押さえておきたいですね。
平山郁夫美術館
平山郁夫画伯の出生地である、尾道市瀬戸田町にある美術館です。
幼年期の作品から晩年の作品まで、わかりやすく展示されています。
サイクリングコース沿いのおすすめグルメ・休憩スポット
たこ料理「お食事処ちどり」
昭和40年創業の名物たこ料理が食べられるのが「お食事処ちどり」です。
しまなみ海道名物のレモン鍋も名物料理となっています。
あなご・たこ料理「お食事処わか葉」
瀬戸内海産の素材にこだわっている「お食事処わか葉」です。
瀬戸内海鮮料理と名物の穴子料理を食べたい方におすすめです。
島のピザ屋さん「Pizzeria & Bar RIN」
手作り石窯で焼く本格イタリアンピザを楽しむことができるのが「Pizzeria & Bar RIN」です。
地元の食材をふんだんに使ったサイドメニューやスイーツも楽しめます。
休憩所としておすすめです。
ジェラート専門店「ドルチェ」
地産地消をコンセプトに、地元で作られたフルーツや素材を使った、身体によくておいしいジェラートを楽しむことができます。
生口島でのサイクリング・自転車はどうする?レンタルできる?
生口島でレンタサイクル
生口島でレンタサイクルすることで、簡単にサイクリングを楽しむことができます。
生口島のレンタサイクルスポットは大きく分けて2種類あります。
- しまなみジャパンの運営するターミナルで乗り捨て可能のレンタサイクル
- 生口島内のみで使用可能なレンタサイクル
生口島以外の島で乗り捨てしたい方は、しまなみジャパンが運営するターミナルでレンタルする必要があるので注意してください。
生口島のレンタサイクルスポット(しまなみジャパンターミナル)
生口島にはしまなみじゃぱんターミナルが2箇所あります。
- 瀬戸田町観光案内所
- 瀬戸田サンセットビーチ
しまなみレンタサイクルと言われ、尾道から今治までのしまなみ海道の区間に、レンタサイクルの拠点が10か所設置されており、相互に貸出と返却が可能で、しまなみ海道を気軽にサイクリングできるサービスです。
詳しくはこちらの記事で解説されていますので、参考にしてください。
生口島のレンタサイクルスポット(島内のみで使用可能)
生口島の瀬戸田港近くには、島内のみで使用可能な自転車をレンタルできるスポットが4箇所あります。
- 島宿NEST(宿泊者限定)
- 汐待亭
- 瀬戸内案内舎たびたす
- しまなみロマン
各店舗、利用料や貸出自転車の種類が違います。
それぞれ特徴がありますので、シーンに合わせてレンタサイクルしてみてくださいね。
詳しくはこちらの記事で解説されていますので、参考にしてください。
生口島まで自転車を持ち込む方法
生口島でのサイクリングを自分の自転車で楽しみたいという方は、生口島まで自転車を運んでくる必要があります。
そのための方法は、3つあります。
- 船に乗って運ぶ
- バスに乗って運ぶ
- 自転車のみを送る
簡単に解説していきます。
詳しくはこちらの記事で解説していますので、参考にしてください。
船に乗って運ぶ
尾道から生口島へ
尾道ポートターミナルから生口島の瀬戸田港に行く航路があり、自転車を乗せることができます。
詳しくはこちらの記事で解説していますので、参考にしてください。
三原から生口島へ
三原から生口島への航路は2つあり、自転車を乗せることができます。
- 三原港~瀬戸田港(車乗船不可)
- 須波港~沢港(車乗船可)
詳しくはこちらの記事で解説していますので、参考にしてください。
今治方面から生口島へ
今治方面から生口島までの直通フェリーはありません。
船に乗って近くの島まで渡り、自転車で生口島に入る方法があります。
詳しくはこちらの記事で解説していますので、参考にしてください。
バスに乗って運ぶ
バスに自転車を載せて生口島まで運ぶことで、自分の自転車でサイクリングを楽しめます。
尾道から生口島へ
尾道〜瀬戸田(おのみちバス)を使って、約60分で生口島に行くことができます。
今治方面から生口島へ
今治〜福山・広島(しまなみライナー)を使って、約40分で生口島に行くことができます。
詳しくは、こちらの記事で解説していますので、参考にしてください。
自転車のみを送る
自分の自転車を生口島へ送るという方法もあります。
自転車を配送できるサービスをしている業者はたくさんあり、自転車専用の梱包が必要です。
まとめ
この記事では、生口島でサイクリングを楽しむための情報をご紹介しました。
- 生口島を一周コースは、2時間ほどで周れ、平坦な道なので、初心者や大人から子供まで簡単に楽しむことができます。
- 生口島を一周するコースには、たくさんの観光スポットとグルメスポットがあり、生口島の魅力がたくさん詰まっています。
- 島内のみ使用可能なレンタサイクルとしまなみ海道区間に乗り捨てできるレンタサイクルがあります。
- 自転車を持ち込む方法は、輸送、船、バスです。
生口島は、サイクリングで楽しむのにぴったりの島といえます。
今回ご紹介した情報を参考に、生口島でのサイクリングを楽しんでみてください。